Windows7とLinux Desktop?

Windows 7がここまでやるのを見せられれば,Linux側が黙っているはずはない。早晩,対応に向けて動き出すだろう。

 このように,Windows 7の登場によって,この先クライアント向けLinuxが多大な影響を受けることは間違いない。まずは何がLinuxデスクトップにも必要な機能で,どこから手を付けるべきなのかを決め,Windows 7に追いつくところから始めなければならない。

  • Windows7の出来の良さから、Linuxデスクトップのストレッチゴールに設定するあたり、なかなか面白い。
  • 先日、クラウドコン技術審査会でWindows 7を使ってる少年をみかけたところだ。
  • この記事にあるとおり、家庭のAV機器の利用シーンとの親和性って、デスクトップのOSの評価ルールを大きく変えるよね。
  • Apple TVや、SONYの戦略はもはやムリ、ということが見えてしまった後だけに、オープンな技術標準で戦うのに先んじるメリットはでかいと思う。
  • 結果、LinuxデスクトップはWindows7に触発はされるだろうが、いつまでたってもデスクトップOSとしてはコモディティ化できないままではないかな。
  • むしろ、国産AV機器に組み込み、という市場ではLinuxは実質的に圧勝ペースなのだけど、これをきっかけにWindows7 embeddedな機器が増えるという大どんでん返しが成功してしまうのではないか。
  • オープンな技術標準での競争領域においては、かえって専門的にしっかりやれるソフトウェアベンダーが先行者利益は取れる。囲い込みの下心が出てさえなければ。