「それぞれで行動しなきゃ次がない」

今回のサミットでは、全員の収束点として「それぞれで行動しなきゃ、次がない」という、「結論」は出されていた。

日立システムの眞木さんは、「成功するかどうかなんて今コミットできる時点ではないけど、とにかくやっていかなければいけないんだ」とおっしゃってた。高須賀さんは「不確実性を極大化しないと、イノベーションを経験する可能性なんて絶対にゼロのままだ」と。鷲田さんは「アイデアは伝えないと発展しない。しかもイノベーティブなアイデアは発想した本人ではないところで起きることのほうが多いから」と。この表現の違いがあれ、言いたいことは私には同じに聞こえます。しびれますね。

でもって、その行動ってなんだっけ、という部分の最初が、「自分なりのフィードバック」であり、そのひとつの方法がブログなり、じゃないですかね。

サミット後、あるパネリストに連れられてきた女性が「わたしは全くの素人なんだけど」などと言いながらその人なりの観点をものすごく早くブログに上げておられた。また、ある保健教諭の先生が、学校の現場とITツールの乖離感を指摘していたり。それでいいんですよ、とても感動しました。ダイレクトメールでも、いろいろ「夜中のラブレター」みたいなのを(笑)いただいています。うれしいんですけど、それこそ、ブログでもmixiでもブクマでもtwitterでもいい。言語化して、書いてみて、と。

だから、賞賛でも、批判でも、いいんです。それを見せてもらいたい。読みたい。

どのみち、メッセージは伝わって初めて「何か」になるわけで、それは受け取り手のものなんだよね。

5月26日、無事に群衆の叡智サミット2009を終了しました。

ご参加ありがとうございました。ご感想、ご意見など、どうぞ遠慮無くお書きください。
ご感想を書いてくださったブログへのリンクを含めていただいても結構です。